【開催レポート#2】体験を通して有機野菜による毎日の草取りをする労力に感服

第2回プログラムは「とうもろこしの観察・草取り」と「落花生の種まき」

2026年5月16日(土)。『畑のつち曜日』プロジェクトの第2回目のプログラムが開催されました。この日の最高気温は、30℃を超える暑さに見舞われ、初夏を感じる日差しを浴びた1日でした。

プログラムを始める前に、第1回のプログラムの振り返りを実施しました。おおよそ1ヶ月の月日が流れているので、改めて前回の取り組みを振り返ることで、今回のプログラムをより有意義な時間にできればと思います。

振り返り時には、プログラム終了時に回答いただいた参加者さんのメモを収集し、『まなびの記録』として資料にまとめてお渡ししました。このプロジェクトが終わった後でも、各プログラムで得た気づきや学びを振り返れるよう資料に落とし込んでいます。

そして、第2回目のプログラムでは、前回のプログラムで種まきをした「とうもろこしの観察・草取り」と「落花生の種まき・水やり」の畑の作業を実施しました。いよいよ本格的な畑の作業に入っていくということで、参加者さんの意欲も高まり、帽子につなぎ、長靴など、身だしなみの部分からも気合いが伝わってきました。畑の作業は山田農園で畑の作業に従事しているヨガさんに指導していただきます。

とうもろこしの観察と草取り|地道な作業が美味しさの秘訣

みんなで畑に移動し、いざ!畑の作業へ。まずは「とうもろこしの観察・草取り」ということで、前回(4月11日)からおよそ1ヶ月の月日が流れ、種まきをおこなったとうもろこしにどれほどの成長があったのか、それぞれが植えた作物の観察を行いました。

1ヶ月という短い期間ですが、実際に植えた種が萌芽し、すくすくと早くも葉を伸ばし成長していく姿を観察していると、生命の力強さを実感し、自然の豊かさをまざまざと感じることができました。

また、除草剤を使用せず、有機の肥料を使いながら自然がもつ本来の力を活かしながら育てているため、野菜が成長するだけでなく、同時に根を伸ばす雑草ももさもさと生えてきます。それらを毎日、人の手を使ってむしる必要があるのですが、その草取りを参加者さんを交えて体験していきます。

植えた種の分だけ育っていくとうもろこしと、付随して伸びてしまう雑草を一つひとつ作物の根を傷つけないように腰を落としてむしっていく作業は、なんとも重労働で、身体に応えるものがありました。

こうした作業を体験してみることで、当たり前に食べている野菜のありがたみを感じたり、作業者さんの労力に畏敬の念を抱くことができます。

落花生の種まき|色の違いにびっくりするタネの種類

続いて実施したのは「落花生の種まき」作業。実際に落花生の種を見せていただくと、普段食べている落花生と似たような形をしており、種の段階からこのままでも食べられそうな見た目をしているのだと初めて知りました。

また、メーカーによる違いなのだそうですが、種にも茶色や肌色、赤色まで存在するのだと手に取ってみることで気づくことも多くありました。これほど見た目に差があるにもかかわらず、実際にできる作物に違いはないそうで、その不可思議さにも驚きます。

途中、山田社長からは、山田農園で使用されている堆肥の特徴や、成育のプロセスなどをご説明いただき、これから農業を始めてみたい方や、家庭菜園を試したことのある方にとっても、大変ありがたく、有意義な時間となりました。

皮ごと食べられるそら豆を使った昼食

プログラム終了後、畑のつち曜日の参加者のために特別に準備いただいた、山田農園で収穫した有機野菜を使った昼食(お弁当)をいただきました。

赤玉ねぎやキャベツ、そら豆にスナップエンドウ。春キャベツをたっぷり使用したソース焼きそばに加え、ミネアサヒのおにぎり。最後にはデザートまでご用意いただき、苺を添えたバニラアイスを実食。

第1回プログラム時にも参加者さんから大好評だった昼食。筆者自身も大変楽しみにしており、特に収穫したてしか食べられない皮つきのそら豆は、皮特有の“硬さ”を感じることもなく、美味しくいただくことができました。畑の作業を体験したからこそ、こうした自然の恵みのありがたみが喉を通って身体に浸透していきますし、普段の生活から作物を食べる時の意識に変化が表れるのだなと感じました。

第2回プログラムを終えた参加者さんの声

最後に、第2回プログラムに参加いただいた方の声を一部ご紹介します。

  • 「場所によって草の生える量も違って不思議だなと思いました。馬糞や鶏糞を使われているとのことでしたが特に臭いも感じず意外でした」

  • 「普段仕事で除草作業するのですが畑の除草は、また違った大変さがあり興味深かったです」

  • 「落花生の種のまき方を初めて知りました。横に置くんですね!そして3粒。とうもろこしの時もそうでしたが、それぞれ理由があり、勉強になりました」

次回からは、早くもジャガイモや玉ねぎの収穫作業がはじまります。作物は違えど、こうして植えた種から芽がでて、収穫に至るまでのプロセスを体験できること、貴重な機会だなと改めて感じます。

当たり前に手にしている食べ物の恵みを実感しながら、今後もプログラムを通して「有機農業の価値」や「食と農の関係性」について、考えていければと思います。(前田)

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